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アスベスト訴訟・さいたま地裁において初めての和解

お知らせ

2021年10月14日

 

首都圏の建設現場などでアスベスト(石綿)による健康被害を受けたとして、県内の建設従業員や遺族らが国と建材メーカーに損害賠償を求めた「首都圏建設アスベスト埼玉訴訟」で、2021年10月13日、さいたま地方裁判所において、一部原告と国と間で和解が成立しました。

 

国側は、「被災者および遺族である原告らに深くお詫びする」と責任を認めて謝罪。原告側には総額2億7621万円の和解金が支払われます。

建設アスベスト訴訟において、基本合意書に基づいて国と和解をすることは、埼玉では初めてであり、全国でも、北海道、大阪、京都についで4例目となります。
また、埼玉訴訟での和解は、これまでに基本合意に基づいて行われた和解と比べても最大規模の和解であり、かつ、2020年3月24日に全国で一斉提訴した訴訟の中では最も早く和解に至ったものといえます。

 

 

 

 

埼玉新聞(2021年10月14日朝刊)

首都圏建設アスベスト訴訟埼玉弁護団

当事務所の弁護士も所属する首都圏建設アスベスト訴訟埼玉弁護団では、アスベスト被害者の方やそのご遺族の方への支援をおこなっています。
アスベスト被害について、疑問や悩みをお持ちの方は、「首都圏建設アスベスト訴訟埼玉弁護団」へご相談ください。

執筆者:立花ほの佳